2012年 02月 02日
ラベル・ルージュ |
普段スーパーなどで食品を買う時に、私が目印にしているのがこのマーク。
「ラベル・ルージュ」
(Le Label Rouge:赤ラベル)
ラベル・ルージュは、高品質な食品であることを示す公式の品質保証マーク。
そもそもは、大量生産に疑問を持った養鶏業者の人たちが、「生産量よりも、家畜の
健康管理と食品の品質を優先にした飼育方法を!」と1965年に立ち上げた活動で、
彼らが考案したマークだそう。
ラベル・ルージュを取得するには、生産条件・管理方法など細かく決められた規定に
則った契約規定書を作成し、これが農業省と経済省に認可されることが必要です。
また同時に、証明者組織の認可も必要で、この組織は契約規定書に示された条件が
すべて守られているかどうか、定期的に厳しくチェックしています。
例えば、鶏肉の場合、以下のような規定があるそうです。(ごく一部)
・昔ながらの自然な育ち方をしていること。
・ 野外の広い場所で自由に鶏が走り回れること。
・穀物をベースとした飼料であること。成長を促す抗生物質は一切使用しない。
・飼育期間が長いこと。一般の鶏の約2倍の期間をかけてゆっくりと成長させていること。
・衛生面の条件を一貫して管理し、鮮度が保証されていること。
現在では、鶏肉以外にも、肉類・肉加工品・チーズ・乳製品・果物・野菜・海産物・
卵類など、全部で300以上のジャンルに広がっているそう。
実際私も、ラベル・ルージュの製品を購入するようになって、特に肉類、卵、小麦粉
などでは顕著な違いを実感します。 新鮮で味も良いので、値段が若干高くてもこの
ラベルの製品を選ぶことが多くなりました。
(値段は、一般の商品より1~2割高いくらい)
フランスに住み始めた当初は、有機農産物(ABマーク付き)を買うことも多かったの
ですが、有機ものはより値段が高いためか、たまに新鮮でないものにあたることがあり、
結局私はラベル・ルージュにシフトしました。
フランスのラベル・ルージュ、品質と衛生管理の保証がしっかりしていることと、
トレーサビリティの充実が大きな魅力!
日本にも、同様のわかりやすいラベルができると良いですね~
「ラベル・ルージュ」
(Le Label Rouge:赤ラベル)
ラベル・ルージュは、高品質な食品であることを示す公式の品質保証マーク。
そもそもは、大量生産に疑問を持った養鶏業者の人たちが、「生産量よりも、家畜の
健康管理と食品の品質を優先にした飼育方法を!」と1965年に立ち上げた活動で、
彼らが考案したマークだそう。
ラベル・ルージュを取得するには、生産条件・管理方法など細かく決められた規定に
則った契約規定書を作成し、これが農業省と経済省に認可されることが必要です。
また同時に、証明者組織の認可も必要で、この組織は契約規定書に示された条件が
すべて守られているかどうか、定期的に厳しくチェックしています。
例えば、鶏肉の場合、以下のような規定があるそうです。(ごく一部)
・昔ながらの自然な育ち方をしていること。
・ 野外の広い場所で自由に鶏が走り回れること。
・穀物をベースとした飼料であること。成長を促す抗生物質は一切使用しない。
・飼育期間が長いこと。一般の鶏の約2倍の期間をかけてゆっくりと成長させていること。
・衛生面の条件を一貫して管理し、鮮度が保証されていること。
現在では、鶏肉以外にも、肉類・肉加工品・チーズ・乳製品・果物・野菜・海産物・
卵類など、全部で300以上のジャンルに広がっているそう。
実際私も、ラベル・ルージュの製品を購入するようになって、特に肉類、卵、小麦粉
などでは顕著な違いを実感します。 新鮮で味も良いので、値段が若干高くてもこの
ラベルの製品を選ぶことが多くなりました。
(値段は、一般の商品より1~2割高いくらい)
フランスに住み始めた当初は、有機農産物(ABマーク付き)を買うことも多かったの
ですが、有機ものはより値段が高いためか、たまに新鮮でないものにあたることがあり、
結局私はラベル・ルージュにシフトしました。
フランスのラベル・ルージュ、品質と衛生管理の保証がしっかりしていることと、
トレーサビリティの充実が大きな魅力!
日本にも、同様のわかりやすいラベルができると良いですね~
by cardamome
| 2012-02-02 23:00
| アルザス -暮らす